Pages と縁が切れなかった訳

前回 Pages から Word に戻ったことを書いたが、Pages とキッパリ縁が切れたわけではなかった。

確かに「文章を書く」目的で Pages を使うことはなくなっていたが、別の大事な役割りの為また活躍することになったのだった。

それは、ePub 制作。

先にも書いたが、Pages はファイルを ePub 形式で簡単に出力できる。とても便利!
しかも表紙をつけることも、電子書籍用の目次を生成してもくれる。

ePub というものに初めて触れて、右も左もわからない者にとって、この機能は魅力的だった。

他にも ePub を作る手段はいくつかあったけれど、Word で書いた文章を、いくつかの手順は踏むものの、簡単に ePub に変換してくれたのは Pages だった。

ただ、やはり事はそんな簡単にはうまくいかない。

多分横書きであったり、縦書きでも扉ページや目次の前にページを挿入しなければ普通に使えたのかもしれない。

今回製作したのは、縦書き、扉ページあり、目次の前にちょっとしたページありで、しかも縦書きでページの真ん中に表示される左右センタリングを目指していた。

でも、普通に Pages で ePub に出力してもセンタリングはできない……。

そのため、センタリングを実現するために今度は ePub ファイルを編集するというこだわりの罠にはまってしまったのだった。

また、Pages で作ったePubファイルは、ePubチェッカーでエラーは出なかったものの、警告がいくつかでた。Kindle Previewer でも警告が出ていた。
警告なので、Kindle Previewer で実際の出来上がりを確認しても問題なく見えていた。

けど、なんか気持ち悪い

その結果、以前書いたように、
  1. デスクトップの Word ファイルを iCloud にアップロード。
  2. iCloud for Pages は縦書きに対応していないので、iPad で Pages を使って ePub ファイルに変換、
  3. デスクトップに戻って iCloud から ePub ファイルをダウンロード。
  4. そして、デスクトップパソコンで ePubファイルを編集
  5. Kindle Previewer で見栄えを確認!
なんていうかなり面倒な作業を繰り返していたのであった。

そしてここで ePub 迷路にはまっていくのであった。

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