Canva を使って表紙の作成

電子書籍とはいえやはり表紙を作らねば、ということで圧倒的に画力は無いが、iPadのお絵描きツールを使って絵を描いてみた。

電子書籍の題名が「アスクレピオスの杖」なのだから『やっぱり蛇が巻きついた杖の絵でしょう』とかなりベタな絵を描いた。

Amazon でも表紙のイメージは大事です。と描いてあるので背景やら色使いに自分なりに凝ってみたけど家族の評判はイマイチ。

どうしたものかと困っていたら、娘があっというにスマホだけを使って表紙を作ってくれた。あんな小さな画面で指だけを使って、それも自分が作ったものよりかなりセンスが良い。

びっくり‼️ それがこちら。












人工知能と心臓移植のお話で、サーバールームがどうしたこうしたなど説明したら、サーバールームのイメージを背景に、心拍の波形なんか組み合わせた表紙をパパッと使ったのだった。女子高生恐るべし…。

そしてそのイメージを実際の表紙に仕上げるのにはCanvaというフリーでも使えるツールを使った。
簡単にサイズを合わせて、文字や絵を組み合わせられる。
サーバールームの写真は素材を購入して、心拍の波形は自分で描いて、あっと言う間に出来上がり。

本当に世の中便利になったものである。



iOS版アプリではCSS設定は無視?

実を言うと今度のePub 迷路は最終的に脱出を諦めてしまった。

どのように ePub ファイルを直しても、iOS のKindleアプリではせっかくセンタリングした文章がまるでそんなスタイル設定はされていないとばかりに無視されるのである。

iOS版のアプリではCSSがうまく効いていないというネット情報もあり、それならばいくら工夫しても仕方がないので、センタリングという見た目ににこだわることを諦めてしまったのである。

結局、Kindle Previewer でも、KDP での事前チェックでも、mobi ファイルによる確認で問題が無かったとしても、iOS版アプリでは自分の考えるレイアウトが実現できなかった。

若干無念の思いを抱きつつ、KDP の親切なサポートを受けて、なんとか電子書籍を出版することができたのだった。



ePub 迷路再び

iOS 用アプリでの確認方法はAmazonのサポートの方に教えてもらった。

でんでんコンバーターで作業を始めるとともに、ページが崩れたスクリーンショットを添付してAmazonのサポートに聞いてみたのである。




回答は、「Amazon側で確認しても実際の電子書籍は崩れておらず、現象が確認できない」ということだったが、その時に iOS アプリで確認する方法を教えてもらったのだった。

ちなみに、Amazon のサポートは回答が早いし親切だった。現象が再現できなかったのが残念…。

という訳で、確認方法が判ればあとは試すだけ。

Kindle Previewer は、mobi ファイルが作れるだけでなく、azk ファイルも作成できる。そしてこの azk ファイルこそが iOS 端末に直接 iTune 経由で転送して確認できるファイルらしいのだ。

早速、新しく作り直して ePub ファイルを azk ファイルに変換して、iPad に転送。

すると、1ページに押し込まれていた扉ページと次のページがちゃんとそれぞれ別のページになっている。

よし! これでいける! と思った時、気づいたのだった。
扉ページも、その次の三行だけのページもセンタリングされていない…。

またしても、ePub 迷路が始まったのである。


でんでんコンバーター登場

Pages に別れを告げて ePub 変換のパートナーに選んだのは「でんでんコンバーター」さんだった。

ePub への変換をどうすればできるのか調べていた時にすでに出会っていた。
ただ、でんでんコンバーターでは、テキストベースにマークダウンを追記して変換する。
そのため、Word や Pages のように元原稿の段落や見出しがスタイルを持ってないぶん、変換後のフォーマットが安定している。
一方、完全に原稿が仕上がっていない状態で原稿修正とePub を行ったり来たりしていた者にとって、毎回テキスト原稿に手動でのマークダウンの追記をやり直すのが面倒だった。

しかし、今は原稿は完成している。
軽く数ページを変換してみると、ePub ファイルもシンプルそうで編集もできそう。
そして、ePub チェッカーに通してもエラーはおろか警告も出なかった。

よし! ここは「でんでんコンバーター」さんに賭けてみよう!

早速 Word ファイルをテキスト形式で保存。
見出しや、改行、改ページのマークを挿入。

そう、ここで改ページマークが入れられたのである!
今の悩みは、扉ページと、その次のページがなぜか一緒のページになってしまうこと。
それが解決するかもしれないという大きな期待を抱いていたのであった。

そして変換。
ルビは変換後の ePub ファイルを編集して追加。

まずは Kindle Previewer で確認。

いけるではないか!

そして問題の iOS 用アプリでの確認に移ったのであった。


Pages との別れ

Kindle 版を KDP で出版してとりあずほっとして数日後、サンプル版をダウンロードしてみた。

Kindle Paperwhite では何の問題もなく表示されていた。
しかし、iPad/iPhone のKindleアプリで開くと、あんなに何度も確認した扉ページ、扉と目次の間の数行のページ、目次ページの3ページ分がなんと1ページに押し込まれてレイアウトが崩れていた。

出版数日にして出版停止ボタンをクリック・・・。

誰にもダウンロードされていない段階だったのでとりあえずほっとすると同時頭を抱えてしまった。

まだこの時点では、Kindle previewer で ePub ファイルを azk ファイルに変換して iPad/iPhone の Kindle アプリで確認するという方法に気付いていなかった。少なくとも Previewer や KDP の環境ではレイアウトが崩れるなんていうことは無かったし、それ以外の確認方法を知らなかったのだった。

3ページが1ページに押し込まれるということは、改ページが働いていないとも思ったが、Kindle アプリだけの現象なので悩んでしまった。

しかし、KDP のページを調べてみると「カスタムHTMLタグ」なるものがあり、強制的に改ページされるとあった。
これだ!と思って、ePub ファイルを書き換えて試してみた。
Kindle Previewer でも、KDP お試し環境でも問題ない、mobi ファイルを作成して Kindle 端末に転送して確認しても大丈夫。

「よ~しこれでOK」と思って再出版。
今度は、「出版されました」のメール連絡を受けるとすぐにサンプルをダウンロードして確認。

・・・またしても出版停止に。

目次ページは改ページもされて意図したレイアウトになっていたのだが、扉ページとその次のページがやはり1ページに押し込まれていた。

どこがいけないのか、先人の知恵を求めてWebを彷徨うと「改ページをするにはファイルを分割する」という情報があった。
Pages の ePub ファイルは、最初から目次までのページを一つの xhtml ファイルに落とし、body の中で改ページタグを入れて改ページを行っていた。
しかし、出版停止が長引いている中で、Pages が生成した ePub フィアルを分割してファイル構成を変えるのはちょっと自信が無かった。

ePub 迷路をちゃんとクリアしないで、途中で出てきたつけが回ってきたのである。

結局、Pages を使って ePub ファイルを生成してから自分で ePub を編集するというプロセスを諦めて、ここでPages に別れを告げたのであった。

ePub 迷路の先は・・・

ePub 迷路を強制的に抜けて向かった先は KDP だった。
本番環境で試すことにしたのである。

KDP のサイトでは、出版用にアップロードしたファイルを、Kindle端末, タブレット、スマホでどのように見えるか確認ができる。

そして、ページの見え方や、目次やそのリンクを確認して問題なければ、あとはもういくつか入力を済ませると、クリック一つで出版前の Amazon のチェックに入る。

KDP での確認は、出版前の確認の最後の砦のようなところだと思う。

最後の砦だったのに、そこに行く前にしっかりとした準備をせず、ePub 迷路を強制的に抜け出して向かってしまった。

それでも最後の砦では、Kindle 端末をイメージした見え方は、Kindle Previewer 上で確認しても、KDP サイトでみても、Kindle Previewerで作成した mobi ファイルを使った Kindle の実端末で実際に表示してみても、見え方にほとんど違いが無かった。


Kindle の実端末での確認は、Kindel Previewer で ePub ファイルを mobi という拡張子のファイルに変換して、そのファイルをパーソナルドキュメントとして自分の Kindle 端末に転送して確認したので、実際に出版しても「こうみえるのだろう」というのが確実に分かった。


ただ、タブレットやスマホでの見え方は、Kindle Previewer と KDP サイトでは若干違った。今回のケースでは KDP のサイトで確認した方が、思っていた見え方に近かった。


扉ページと目次の間に3行だけのページを作成し、その3行の左右センタリングは問題なく表示できていた。だけど、扉ページの上下左右センタリングがいまいちだったのだ。


そして、ここでまたしばらく ePub 迷路に迷い込んでしまった。

扉ページのレイアウトだけのために何度も ePub ファイルを作り直し、Kindle Previewer や KDP を使って確認を繰り返す日々。


この時点では、iOS の Kindle アプリ で実端末を使って確認する方法(Kindle Previewer で ePub ファイルを azk ファイルに変換し、デスクトップパソコンに iPad や iPhone をケーブル接続し、iTunes を使って iPad や iPhone にアップロードして確認)を知らなかった。


それでも、修正と確認を繰り返してなんとか納得できるレベルになり、ようやく出版にこぎつけたが、その先に待っていたのは落とし穴だった。

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お時間あれば是非!

ePub ファイルの編集

ePubファイルは、拡張子が ePub となっているけど圧縮ファイルである。
だから、拡張子を zip に強制的に変更して解凍すると、xhtml やら css やら一式が現れる。
その状態でファイルを編集して、圧縮して、拡張子をePub に変更すれば、新しい ePub ファイルが出来上がる。

これを知った時には「よし、自分でxhtmlを書き換えれば、多少最初の ePub の出来が思い通りではなくてもなんとかなるじゃないか」と、今考えるとかなり甘い考えを持ってしまった。
少し勉強すれば何とかなると思ったのである。

確かに、先人達の知恵をネットで探して、扉ページでページの真ん中にタイトルを配置したり、縦書きの左右センタリングはできた。

ただ、それでも微妙にズレる、Kildleでは正しく表示されても、タブレットだと意図した表示にならない。デバイスが違うと表示が変わるし、それも自分がいじったページだけが変わる。

絶対できるはずと思い込んで、何度も編集しては圧縮して、拡張子を書き換え、Kindle previewed に転送して確認する日々。

心が折れそうになる程 ePub 迷路に入り込んだのである。

そして「Kindle 端末ではちゃんと思い通りに見えているし、タブレットでもそれなりに見えているから、実際にKDPでチェックしてみよう!」と迷路の出口に向かうのを放棄して、迷路の壁を壊して次のステージに向かってしまった。

そして、次のステージもやっぱり ePub 迷路だったのである。

Pages と縁が切れなかった訳

前回 Pages から Word に戻ったことを書いたが、Pages とキッパリ縁が切れたわけではなかった。

確かに「文章を書く」目的で Pages を使うことはなくなっていたが、別の大事な役割りの為また活躍することになったのだった。

それは、ePub 制作。

先にも書いたが、Pages はファイルを ePub 形式で簡単に出力できる。とても便利!
しかも表紙をつけることも、電子書籍用の目次を生成してもくれる。

ePub というものに初めて触れて、右も左もわからない者にとって、この機能は魅力的だった。

他にも ePub を作る手段はいくつかあったけれど、Word で書いた文章を、いくつかの手順は踏むものの、簡単に ePub に変換してくれたのは Pages だった。

ただ、やはり事はそんな簡単にはうまくいかない。

多分横書きであったり、縦書きでも扉ページや目次の前にページを挿入しなければ普通に使えたのかもしれない。

今回製作したのは、縦書き、扉ページあり、目次の前にちょっとしたページありで、しかも縦書きでページの真ん中に表示される左右センタリングを目指していた。

でも、普通に Pages で ePub に出力してもセンタリングはできない……。

そのため、センタリングを実現するために今度は ePub ファイルを編集するというこだわりの罠にはまってしまったのだった。

また、Pages で作ったePubファイルは、ePubチェッカーでエラーは出なかったものの、警告がいくつかでた。Kindle Previewer でも警告が出ていた。
警告なので、Kindle Previewer で実際の出来上がりを確認しても問題なく見えていた。

けど、なんか気持ち悪い

その結果、以前書いたように、
  1. デスクトップの Word ファイルを iCloud にアップロード。
  2. iCloud for Pages は縦書きに対応していないので、iPad で Pages を使って ePub ファイルに変換、
  3. デスクトップに戻って iCloud から ePub ファイルをダウンロード。
  4. そして、デスクトップパソコンで ePubファイルを編集
  5. Kindle Previewer で見栄えを確認!
なんていうかなり面倒な作業を繰り返していたのであった。

そしてここで ePub 迷路にはまっていくのであった。

やっぱりWordが好き

Pages で最後までとりあえず文章を書き上げたあとは見直しと校正の作業に明け暮れたのだが、校正に入る前の段階で一度 Word に戻ってフォーマットを綺麗にしてしまったのが運の尽き。
普段から使い慣れているということもあってやっぱりWordが使いやすく、結局、以前書いたように、校正の段階で Word に戻ってしまった。

その後暫くは、いろいろな校正ツール(といってもさほど強力ではないが)が使えることもあってすっかりWordに落ち着き、作業はもっぱら家がメインになったのであった。

そうするとiPad ProがWordを使えないため(正確には無料で)、どこでも作業ができるというモビリティがかなり落ちる。
これでは効率が悪いと思って考えたことは、『Pages に戻る』ではなく、『持ち運べるノートパソコンを買おう!』という、どちらかと言うとあさっての方向に向いてしまったのだった。

そこからは文章校正をしながら、合間にどのパソコンがいいか検索する日々が始まった。

しかし! このあとまたPages の出番が訪れるのである。