ePubファイルは、拡張子が ePub となっているけど圧縮ファイルである。
だから、拡張子を zip に強制的に変更して解凍すると、xhtml やら css やら一式が現れる。
その状態でファイルを編集して、圧縮して、拡張子をePub に変更すれば、新しい ePub ファイルが出来上がる。
これを知った時には「よし、自分でxhtmlを書き換えれば、多少最初の ePub の出来が思い通りではなくてもなんとかなるじゃないか」と、今考えるとかなり甘い考えを持ってしまった。
少し勉強すれば何とかなると思ったのである。
確かに、先人達の知恵をネットで探して、扉ページでページの真ん中にタイトルを配置したり、縦書きの左右センタリングはできた。
ただ、それでも微妙にズレる、Kildleでは正しく表示されても、タブレットだと意図した表示にならない。デバイスが違うと表示が変わるし、それも自分がいじったページだけが変わる。
絶対できるはずと思い込んで、何度も編集しては圧縮して、拡張子を書き換え、Kindle previewed に転送して確認する日々。
心が折れそうになる程 ePub 迷路に入り込んだのである。
そして「Kindle 端末ではちゃんと思い通りに見えているし、タブレットでもそれなりに見えているから、実際にKDPでチェックしてみよう!」と迷路の出口に向かうのを放棄して、迷路の壁を壊して次のステージに向かってしまった。
そして、次のステージもやっぱり ePub 迷路だったのである。
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